血糖値を安定させる。蕪のチキンスープ

優しい旨みがギュッと詰まった元気の出る料理

優しいカブの甘みと鶏肉の旨味がギュッと凝縮された旨みたっぷりの料理で、低脂質、高たんぱく質が魅力でダイエット食にも最適で、体調が優れないときでもおススメ出来る元気の出る料理です。
調理時間も揃える具材も少なくて済み、忙しい時でもサッとできるお助けメニューですので是非マスターして、定番料理の一つに加えましょう。

1人分の材料と作り方

準備する具材等は少なくて1人分当たり、カブ100 g(約1.5個)、鶏むね肉(皮なし)80 g、コンソメキューブ小さじ3分の2、水150 m、塩・コショウ少々です。
調理の手順は、
1.お鍋に水とコンソメ、皮が付いた状態のままくし型切りにしたカブと鶏むね肉を入れます。
2.お鍋を強火にかけてヒト煮立ちしたら弱火に切り替えて、アク取りを行います。
3.その後お鍋にフタをして約30分間煮て、塩とコショウで味を調えたらもう完成です。

心も体も温めてくれる優しい味わいのカブ

コロリとした可愛い形を持ち、寒くなるにつれ美味しくなるカブは、大地の恵みのパワーがギュッと詰まった根菜です。
日本での栽培の歴史は古く、弥生時代には育てられていたと言われ、親しまれ続けている野菜の1つと言えます。
煮込むほどにトロトロ状態となり体が温まり、それに伴い心も温めてくれる優しい味わいが特徴です。

また、生で食べた場合も、柔らかみと甘みを持ち、さまざまな食べ方が楽しめる食材です。
カブの根は淡色野菜で、ビタミンCやアミラーゼを豊富に含有しています。
ビタミンCやアミラーゼは熱に弱いため、栄養素だけを考えるのであれば生で食べるのが最もオススメの食べ方です。

アミラーゼは澱粉の消化を助ける唾液にも含まれる酵素です。
また、葉も食用にできる野菜でこちらは緑黄色野菜に分類され、抗酸化作用を持ちアンチエイジング効果のあるβ-カロテンやビタミンC、骨の強化に役立つカルシウムやビタミンK、貧血を予防してくれる鉄や葉酸等の栄養が豊富に含有され極めて栄養価の高い野菜です。
日本人に不足しやすいカルシウムが多く、含有量は数ある野菜の中でもトップレベルを誇っており、是非、葉を無駄にすることなく食用にしましょう。

カブの旬と保存の方法

カブの旬は春と秋の年に2回あり、春は3~5月頃と秋・冬は10~12月頃で、特に春のカブは柔らかさが特徴で、秋~冬にかけてのカブは甘みが強まるのが特徴です。
カブの保存に当たっては根と葉を2つに切り分けて、それぞれ別々に保存しなくてはいけません。

根の球状の部分を葉付きの状態でとっておくと根が萎びてしまうため、根の球状部分は切り離して個別にラップで包んだ上、野菜室に入れましょう。
一方、葉は乾燥が早く、湿ったキッチンペーパーで包んだ上で袋に入れ、上向きに立てた状態で野菜室に入れましょう。

葉は傷みが早く、すぐに黄色くなりますので、塩ゆでにして冷凍したうえで保存することがオススメの保存法です。
塩ゆでは、多めのお湯に塩を1ツマミ加えて、約1分間ほど茹で、茹で上がれば冷まして水分を切ったあと、1回分ずつ小分けにして冷凍しておくと使い勝手が良く、味噌汁の具、炒め物と活躍してくれます。

引用サイト>>蕪のチキンスープ