れんこんとひじきのサラダ

野菜・豆・海藻を使った栄養満点の優秀メニュー

野菜、豆、海藻など、複数の食材を組み合わせた栄養バランスの良い一品です。
主役はれんこんとひじきで、どちらも食物繊維がたっぷりと含まれている食材です。
食物繊維は腸内の動きを活発にし、不要なものを排出するデトックス作用があります。
便秘改善はもちろんのこと、脂質や糖質、ナトリウムなども体の外に出すため、肥満や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の予防や改善効果も認められています。

れんこんには食物繊維だけでなく、ビタミンCも豊富です。
ビタミンCは抗酸化作用か高い上に、体内でコラーゲンの生成を助ける、免疫力を上げるなどの働きがあり、美肌やアンチエイジング、健康維持に欠かせない栄養素です。
また、カリウムの含有量が多いのも特徴となっています。
カリウムは過剰摂取したナトリウムを体外に排出する働きがあるので、高血圧を予防・改善してくれます。
余分な水分も排出するので、むくみで悩む方にもオススメの食材です。

ひじきは食物繊維以外にも、鉄分やカルシウム、カリウムなどさまざまな栄養分が含まれています。
鉄分はビタミンCといっしょに食べると体に吸収されやすいので、れんこんと相性が良い食品でもあります。
体に害を及ぼすヒ素も含まれていますが、30分以上水戻ししてから5分間茹でるという昔ながら調理法でかなりの量を取り除くことができますから、特に問題はありません。
ただし食べ過ぎはおすすめできませんので、多くても週2~3回程度にとどめておきましょう。

また、枝豆はたんぱく質が摂取できる野菜です。
このほかにもビタミンBやカルシウム、食物繊維、鉄分なども含まれているヘルシーな食品です。
れんこんやひじきと組み合わせることで、たんぱく質からビタミン・ミネラルまで、健康・美容に欠かせない栄養素をバランス良く摂取できます。

材料と作り方…ごまとマヨで食べ応えをプラス

2人分の材料は、れんこん1/2節、にんじん1/4本、乾燥ひじき8グラム、茹でた枝豆30グラムが必要になります。
調味料はマヨネーズ大さじ2、酢が小さじ1、しょう油小さじ1、すりごまが小さじ1.5用意しましょう。

作り方は、まずひじきを水で戻して熱湯で5分間茹で、ざるに上げて冷まします。
レンコンは薄いいちょう切り、にんじんは千切りにし、熱湯で2分程度茹でてざるに上げて冷ましましょう。
茹でた枝豆はさやから出しておきます。
ボールにひじき、れんこん、にんじん、枝豆を入れ、調味料を加えてよく混ぜて完成です。

好みでツナやコーンの缶詰(1/2缶程度)を加えるのもおすするめです。
よりボリュームのある一品になり、子供達にも喜ばれるでしょう。