小松菜のチヂミ

栄養たっぷりの小松菜が手軽に取れるおすすめメニュー

葉野菜は、日常から積極的に食べたい食材の一つです。
でも、クセが強かったり、アク抜きの下処理が面倒…と思ってなかなか日常に葉野菜を取り入れられないという方も多いのではないでしょうか。
葉野菜の中でも小松菜はアクが少なく、下ゆでなどの処理をせずに使えるので調理の手間がありません。
クセがない野菜なので、苦みや渋みが苦手な人もあまり気にせず食べられる点も魅力です。

そしてさらに小松菜には、さまざまな栄養素がたっぷりと詰まっている特徴もあります。
代表的な栄養素として挙げられるのが、ベータカロテンです。
ベータカロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の健康を保つなどの働きがあります。
また、体を錆びさせる活性酸素をやっつけてくれる抗酸化作用や、免疫機能を高める働きも見逃せません。

ビタミンCも豊富です。
コラーゲンの生成に不可欠なビタミンCは、美肌に欠かせない栄養素として知られています。

不足しがちなカルシウムが多いのも特徴で、小松菜100グラムに含まれるカルシウムの量は約170ミリグラムもあります。
牛乳100ミリリットルに含まれるカルシウム量110ミリグラムと比べても、カルシウムが豊富であることがわかります。
骨や歯の健康、骨粗鬆症の予防に、おすすめの食材といえるでしょう。
鉄分も多く、貧血が気になる方にも積極的に食べていただきたい野菜です。

材料と作り方…おやつにも、酒の肴にもおすすめ

2人分の材料は、小松菜1株(約60グラム)、にんじん1/4本、玉ねぎ1/6個とピザ用チーズ40グラム、ごま油大さじ1が必要となります。
他に★卵が1個、水100ミリグラム、薄力粉80グラム、片栗粉20グラム、白ごま小さじ1、鶏ガラスープの素小さじ1を用意しましょう。
チヂミのタレには、酢大さじ1、しょう油大さじ1、ごま油小さじ1、白いりごま少々、好みでコチュジャンが必要です。

作り方は、まず小松菜は1センチ幅に切り、玉ねぎは薄切り、人参は千切りにします。
ボウルに★以下の材料を入れてよく混ぜ、チヂミの生地を作り、ここに野菜を加えてさらによく混ぜてください。

生地ができたら、フライパンにごま油を引き中火にかけます。
フライパンが温まったら、チヂミの生地を入れて丸い形に整え、その上にピザ用のチーズを万遍なくのせます。
蓋をして2分ほど蒸し焼きにしたあと裏返し、両面がこんがりと焼き上がったら完成です。
食べやすい大きさに切り分けて、器に盛り付けましょう。

チヂミのタレは、材料をボウルに入れて混ぜれば完成です。
ごまの香りが食欲をそそり、お酒のおつまみにもお子さんのおやつにも最適な一品です。