満腹で低カロリー。厚揚げと牛肉のオイスターソース炒め

栄養バランスの良さと調理時間の短さが魅力

筋肉と骨を育てる栄養素がバランスよく摂取可能な料理で、シニア層だけでなくしなやなかな筋肉を求めるダイエット中の女性にも最適なメニューです。
一人前の栄養を見てみると、エネルギー量は249kcal、たんぱく質は15.2g、カルシウムは151mgと骨と筋肉の生成に必要な成分が多いことが分かります。

他にも極めてバランスのとれた栄養素が含まれており、各種のビタミンを始め、カリウム・ナトリウム・マグネシウムなどのミネラル、さらに特筆すべきは素材に牛蒡が含まれることなどにより、食物繊維が豊富なことです。
短い調理時間でこれだけの栄養素が摂取できるのはとても魅力的です。

1人分の材料と作り方

1人分の使う材料の目安は皮や骨などをのぞき食用にできる部分のみの重さで、厚揚げ50g、牛もものスライス肉40 g、玉ねぎ30 g(約6分の1個)、ごぼう20 g(約8分の1本)、ピーマン20g(約4分の3個)、赤パプリカ20g(6分の1個)、きくらげ2.5 g、ごま油小さじ(4分の3)が主材料です。
別に調味油Aに、醤油小匙1/3、お酒小匙1/2、調味油Bに、水大匙1、お酒小匙1、オイスターソース小匙1強、醤油小匙3分の1、砂糖小匙3分の1、片栗粉小匙3分の1を準備しておきます。

作る手順は、
1.厚揚げに熱湯をかけて脂分を取り去り(油抜き)、食べごろの大きさにカットし、牛肉も口に入れやすい大きさにカットし、準備した調味料Aで下味を付けておきます。
2.玉ねぎはくし切りにし、牛蒡は斜め切りにして水にさらして準備し、ピーマンと赤パプリカは食べやすい一口大の大きさにカットしておきます。
また、きくらげはあらかじめ水で戻して使えるようにしておきます。

3.フライパンにごま油を敷いて火をつけ、熱くなったら牛肉を入れてさっと炒め、火が通れば熱が入りすぎないよう取り出してBと混ぜ合わせておきます。
4.牛蒡と玉ネギをフライパンで炒めて、火が中までとおればピーマン、赤パプリカ、さらにきくらげを加えて炒めます。
5.4.に厚揚げを加えて火が通れば、取り出して置いた牛肉をフライパンに加えて炒め合わせます。

食物繊維含有量トップレベルの牛蒡

しっかりした歯ごたえが魅力の「牛蒡」の旬は冬で、11~1月の時期が最もおいしく食べられます。
きんぴらごぼうは、和の副菜の代表・定番として、身に付けておきたい料理ですね。
きんぴらごぼう以外でもポタージュスープにしたり、下味を付けて揚げたりとさまざまな料理法のある食材でもあります。

ごぼうが含有する食物繊維量は、野菜の中でもトップレベルで、一概に食物繊維と言っても2つのタイプがあり、1つは「水溶性食物繊維」でもう1つは「不溶性食物繊維」の2つです。
この2つの種類をバランス良く食べる事が大切ですが、牛蒡は双方を効果的に摂取できる食材なのです。

引用サイト>>厚揚げと牛肉のオイスターソース炒め