正しい手洗い・うがいを身につけよう

健康のためには基本的なことが大切

健康のためにできることはたくさんあるのですが、最も大切なのは日常的に行える習慣です。
特別なことをする必要はなく、毎日の生活の中でちょっとした心がけをするだけで、元気に生活することができるようになるでしょう。
特に病気の予防をすることは重要であり、それによって、いつも元気で健康に生きていけます。

病気に一度かかってしまうと、治るまでに時間がかかってしまいます。
薬を飲んだとしても、すぐに効き目があるわけではなく、基本的に病気は自然治癒により治していくものであるため、しばらくは苦しい時間が過ぎていきます。
普段から病気にならない生き方をしていれば、苦しみを避けることが可能です。

普段、普通に生活しているだけでもさまざまな感染症にかかってしまうリスクがあります。
感染症にかからないようにするためには、うがいと手洗いが大切です。
菌は基本的に口の中から進入するケースが多いからです。

手に菌が付いている状態で生活をしていると、何かの拍子に口の中に菌が入り込んでしまい、そのまま感染してしまう可能性があります。
これを防ぐために手洗いやうがいは有効なのですが、正しいやり方で行うことが大切です。
なんとなく手洗いやうがいをやっているだけでは病気の予防として意味がありません。

正しい手洗いとうがいの方法

まずは正しい手洗いの方法を教えましょう。
ポイントはじっくりと時間をかけて洗うことと、指や爪の間の細かい部分まで洗うことです。
ただ水で手を洗い流すだけではほとんど菌を取ることはできないため注意しましょう。

最初は手のひらをあわせて5秒程度洗いましょう。
次に手の甲を片方の手で伸ばすようにして5秒洗います。
指先や爪の間は反対の手の甲に渦を描くようにして洗いましょう。

指の間も忘れずに入念に洗ってください。
親指を洗う時には手のひらによってねじるようにして洗いましょう。
忘れてしまうことが多いのですが、手首もきちんと洗うようにしてください。

正しい洗い方ができていれば、たとえハンドソープを使わなかったとしてもキレイに菌を取り除くことが可能です。
もちろん、ハンドソープを使って、正しい洗い方を心がけることが一番良い方法です。

次に正しいうがいの方法について解説しましょう。
うがいの際の水の量は自分がやりやすい量で構いません。
水ではなくて、緑茶を使ってうがいをすると殺菌作用があるとされています。

もちろん、水や緑茶ではなくうがい薬を使ってうがいをするのも効果的です。
うがいは全部で3回にわけて行うとよいでしょう。

1回目では、口の中にたまっている食べかすを取り除く目的で強くうがいをしましょう。
次に上を向いて、喉の奥に水が届くようにして15秒ぐらいうがいをしてください。
最後に軽くうがいをすれば終了です。